客観視すること
客観視することが得意だった。特に自分のことにおいて。
学校を決めるときも、就職をするときもそうだった。これくらいのレベルなら、大丈夫だと、自分で自分をまるで後ろから視るように判断した。そして、人から過度に期待をされるのが怖かった。
だから、たまに衝動で動くことはあっても、自分で何とかできる範囲にとどめて、冒険は苦手だ。
学校を選ぶときは、レベルが計りやすかった。就職も自分の能力でできそうなところを探した。
でも、今、自分が決断しようとしていることはどうなのだろう。誰も客観的にレベルを視てくれないし、私も大丈夫だと思ったり、だめだと思ったりする。客観視できているのかどうか私にはわからない。私は自分の努力がどこまで持続するかも自分でわかっているけれど、これだけはわからない。それでも、こればっかりは相談をせずに自分で決めないといけないと思う。